昨年2位でショートプログラム(SP)11位の島田高志郎(木下グループ)はフリー139・40点、合計215・97点で大会を終えた。
冒頭の4回転サルコーで離氷の際に大きくバランスを崩した。「力が入りすぎて、深いエッジになってしまって、抜けてしまうっていうことは練習でたまに」という悪癖。リズムを崩して「うそでしょ、うそでしょ、どうしよう」という心理がその後のジャンプにも影を落とした。
「会場に入るまでもたくさんいろんな波がありましたし、ずっと毎日うまくいっていたわけではないないので。楽しいだけじゃなくて、苦しい日々も過ごしてきたんですけど、やっぱり会場に入ると、本当に特別な舞台だなという風に改めて感じました」。何とか滑り抜き、疲労感の中で会場を見渡した。その景色を目に焼き付けた。
「本当に悔しい演技になってしまったので、またリベンジできるように今自分に何が足りないのかをしっかり明確にして、目標をまた新たに定めて、1歩ずつ進んでいきたいなと思います」。来年の舞台へ思いを馳せた。


