卓球女子でパリ五輪(オリンピック)シングルス選考レース3番手の伊藤美誠(23=スターツ)が、全日本選手権(22~28日、東京体育館)の2年ぶり優勝に集中した。

24日は会場で記者会見に出席。今大会が最終戦となり、上位2人が五輪代表候補となる選考レースは2番手の平野美宇(木下グループ)に34・5点差をつけられている。全日本選手権は優勝120点、2位100点…と32強までポイントが設定されており、追う立場ながら逆転は可能。五輪3大会連続出場への大一番となるが「(選考レースは)意識していないです。自分ができることを出し切って、優勝するのが自信になるし、目標にしているもの。優勝をして、決勝が平野選手だったら(選考レースの軍配は)平野選手なので、自分の中では『誰が相手でも優勝する』のが目標です」と周囲に左右されない。

18、19年にはシングルス、女子ダブルス、混合ダブルスの2年連続3冠を達成。今大会はシングルス一本で臨む。26日の初戦(4回戦)に向けて「全体の組み合わせを見ても、すごく面白い。私自身は1回1回、勝ちきることができたら一番いい。自分のできること、全てを出し切りたいです」と笑顔で意気込んだ。【松本航】