レスリング女子50キロ級で東京五輪金メダルの須崎優衣(24=キッツ)が、選手村長期滞在に心を躍らせた。1日、この日にオープンした「ららテラスHARUMI FLAG」のオープニングセレモニーに参加。施設は東京五輪で選手村の一部だった場所に新設されており、「なんとなく思い出します。すごく懐かしい気持ちです」と振り返った。

ただ、当時は直前までは都内の強化施設で長期合宿を張り、試合前は会場だった幕張メッセ近くのホテルが拠点。試合日程が最終盤だったこともあり、「試合を終えて1日しか滞在できなかった」という。減量明けで食堂に陣取り、「いっぱい食べました」と各国の料理に舌鼓は打ったが、4年に一度、世界の選手が集まる選手村自体をくまなく満喫することはかなわなかった。

2連覇に挑むパリは違う。日程は競技開始2日目の8月6日。閉会式の11日まで、十分に時間がある。特別な時間、交流が味わえそうだ。「東京五輪の時はコロナ禍もあって、この先こういう五輪はないんじゃないかっていうくらい特別な大会になったと思う。パリは有観客でもっと盛り上がる大会にもなると思うので、そういった意味では初めての雰囲気のオリンピックになるので、すごく楽しみです」。金メダルを手にし、今度は長く選手村を楽しむ時間を心待ちにした。