バレーボール女子Vリーグ2部のブレス浜松が連勝街道を突き進む。年明けから8戦負けなし(10勝5敗)で現在リーグ4位。上位3チームで争うファイナルステージ(23日開幕、袋井市・さわやかアリーナ)進出に向けて、今日2日に大野石油、翌3日には今季無敗の首位ヴィクトリーナ姫路と対戦する。浜田義弘監督(51)は「変化を続ける選手が、トップレベルにどこまで通用するか楽しみ。足りない部分が確認できる試合」と位置付けた。

総得点リーグトップ(340点)のOP若泉佳穂(24)を軸に、2人のアウトサイドヒッター(早川京美、アンドラデ・レイレライニ)がチームをけん引する中、堅実なプレーで試合の流れを引き寄せるMB浅野奈菜(26)が存在感を放っている。連勝が始まった1月には、持ち味である緩急の利いたサーブで2試合連続の複数得点(2・3)。2月にはブロックがさえわたり、GSS東京戦で4本、続く熊本戦では3本を記録。相手の攻撃を封じチーム創設初の8連勝に貢献した。自らのプレーを「(調子に)波がなく、一定の力を出せることが強み」と自己分析。指揮官からは「相手に対する察知能力が高く、賢いプレーヤー」と評価されている。

大卒ルーキー・リベロ西行米(23)も、強気なプレーでチームを活気づけている。現在サーブレシーブ成功率72%でリーグ1位。気持ちを前面に出して戦う姿でチームを鼓舞する守護神は「私の役目。次も勝ちにこだわって、泥くさく戦いたい」と力を込めた。昨季4位に甘んじたチームは、残り3戦でリベンジを果たすつもりだ。【山口昌久】