フィギュアスケートの世界選手権(カナダ・バンクーバー)のペアで銀メダルを獲得した三浦璃来(22)、木原龍一(31)組(木下グループ)が23日、会場となったベルセンターで一夜明け取材に応じた。

21日のフリー演技後、木原がぜんそくのような症状で過呼吸症状となり、表彰式と会見を急きょ欠席していた。翌22日、日本選手団のチームドクターが「運動誘発性のぜんそくが起こったとみられます」と説明し、快方に向かっていると説明していた。

木原は一夜明け取材に応じ「いまは症状が薬で収まっている。日本できちんと受診しようと思ってます。ご心配をおかけしました」と話した。

三浦、木原組はショートプログラム(SP)2位で迎えたフリーで自己ベストとなる144・35点をマーク。優勝したディアナ・ステラートデュデク、マキシム・デシャン組(カナダ)には合計点で3・68点及ばなかったが、優勝した昨年に続き3年連続でメダルを手にしていた。