バスケットボール、Bリーグの島田慎二チェアマン(53)が12日、東京・築地の日刊スポーツ新聞社を訪れた。パリオリンピック(五輪)後、10月に1部(B1)が開幕する2024~25年シーズンや、リーグの成長戦略などを説明した。
今季から「りそなグループ」が全公式戦の冠スポンサーになる。そんな中で、群馬クレインサンダーズの本拠地オープンハウスアリーナ太田に加え、長崎ヴェルカのハピネスアリーナ、千葉ジェッツのららアリーナ東京ベイなどに象徴されるアリーナ建設の大きなうねりとともに、リーグは大きな改革を思い切って進めている最中だ。
島田氏は資料をもとに、完成済みや計画未公表、既存施設の改修も含めれば、「5年後には25~26くらいになります」と、多くのアリーナが誕生する見通しを口にした。
これまでは「体育館」や「スポーツセンター」といった公共施設を主に利用してきたが、“器”が大きく変わることになる。
アリーナは、興行に適した臨場感、一体感を感じられ、演出やおもてなしにもこだわり、観戦の魅力を大いに高める施設。一気の魅力増、それによるリーグの価値増大をはっきりと、イメージしているといい、島田氏は「今は3しかないアリーナが、この5年くらいで大きく増える。バスケットのマーケットがBリーグから変わっていく」と手ごたえと自信を示した。
26年に新トップカテゴリー「Bリーグ・プレミア」をスタートさせる予定で、同年1月には戦力均衡を推し進めるドラフトも初めて開催予定。そのプレミア勢は、今年10月に初年度ライセンス審査の結果が発表される。
「渡辺雄太選手の開幕戦と、(プレミア)ライセンスの発表が10月」。今季は開幕の秋口に、大注目の事象が2つもある。そんな見どころも、島田氏はしっかりアピールし、「(リーグは)成長を遂げないといけない」と自らに言い聞かせるように、力強く語っていた。


