パリオリンピック(五輪)フェンシング女子フルーレ団体で銅メダルを獲得した宮脇花綸(かりん、27=三菱電機)が、4年後のロサンゼルス五輪でさらなる高みを目指す。24日、小、中学生時代を過ごした東洋英和女学院で行われたセレモニーに出席。在校生や同級生ら約250人と交流し、28年の大舞台へ決意を新たにした。
パリでは団体で女子史上初めて表彰台に立った。「アスリートとして、メダルと(それ以外と)の違いは重々分かってたつもりだけど、やっぱりオリンピックという舞台で最後の1本差でつかみ取ってきたっていうのは(すごいこと)」と、初めての大舞台を振り返った。イベントでは、後輩たちには銅メダルを披露。「改めて見せるものがあってよかったなって心から思います」と、晴れやかな表情で話した。
一方で、慢心はない。個人では初戦の2回戦で敗退。今大会で金メダルを獲得したリー・キーファーらの名を挙げ「その差は痛感した。やっぱりチャンピオンを目指すっていう準備が足りなかった」と反省点を挙げた。「4年後に向けて新しい目標はできたなと思って、そこがモチベーションになっています」と、ロスの頂点への思いを打ち明けた。
この日のイベントでは大歓声を浴び、競技自体の盛り上がりも感じている。「強くなることも大事だけど、裾野が広がって競技人口が増えることが大事。4年に1回オリンピックでしかなかなか注目されない競技だけど、興味を持ってくださる方が増えたことが一番うれしい」。先頭に立って戦い続け、競技の輪を広げていく。【勝部晃多】


