日本オリンピック委員会(JOC)は13日、日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟の遠征計画不備について、選手強化本部長を担う井上康生氏(47)のコメントを発表した。
「日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟によるボブスレー競技の遠征計画の不備により、同競技のミラノ・コルティナ2026冬季大会への出場が叶わないことについて、大変遺憾に思います」とコメントし、「本会は、同連盟からの報告を受け、直ちに事実関係の確認と適切な情報開示、そして何よりアスリート、関係者への丁寧なフォローアップと、再発防止に向けた対策の立案を指示いたしました」と状況を説明した。
「他競技で、同じ様なことを起こさないよう徹底すべく、本日、夏冬含めた各競技の強化責任者等に対し、緊急ミーティングを開催いたします。今後もアスリートに不利益が生じないことを最優先に準備を進め、多くの皆さまにスポーツの力を届けていけるよう取り組んでまいります」と今後への方針を示した。
同日、同連盟の競技委員会は基準解釈に誤りがあり、ボブスレー競技の男子2人乗りがミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)に出場できなくなったと発表。2月6日の開幕を目前に痛恨の失態が明らかになっていた。
日本が出場を目指していた男子2人乗りの出場条件は、IBSF(国際連盟)のクオリファイド(予選)システムにおいて、男子2人乗りだけでなく男子4人乗りにも出場し、パイロットポイントを併せたコンバインドポイントを獲得する方式が新たに採用されていたが「競技委員会において条件の解釈を誤り、男子4人乗りを含めた遠征計画を実施いたしませんでした。したがいまして、男子2人乗りのオリンピックの出場ができなくなりました」と明らかにし、謝罪のコメントを発表していた。
◆ボブスレー日本代表の五輪 今回の失態で18年の平昌五輪、22年の北京五輪に続き、3大会連続で世界の祭典に出場できない事態となった。それまでは72年の札幌五輪から14年のソチ五輪まで12大会連続で出場。過去最高は72年札幌五輪での4人乗りの12位となっている。


