男子のブレイヴキングス刈谷が、6年連続決勝進出を決めた。レギュラーシーズン(RS)1位の刈谷は同4位のレッドトルネード佐賀に36-30で快勝。7年ぶりの日本一へ、決勝に駒を進めた。初優勝を目指したRS3位のジークスター東京は同2位で6連覇を目指す豊田合成名古屋と対戦。28-28で引き分けたが、RSの成績で決勝進出を逃した。
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試合終了の瞬間、ジークスターの選手たちはコートに倒れ込んで起き上がれなかった。また今年も準決勝敗退。王者を苦しめながら1点が遠かった。「悔しいです」と、佐藤智仁監督は言った。
終了間際、部井久アダム勇樹の連続得点で28-28と並んだ。ボールを手にして残り30秒、1点で勝ちだった。「チームの勢いもスタンドの雰囲気も、流れは僕らだと思った」と玉川裕康主将。絶好調のチャオ・シェンチャンに最後のシュートを託したが、ゴールは遠かった。
この試合に勝つことだけを目標に、1シーズン戦ってきた。けが人続出の緊急事態を乗り越えた。専用のトレーニング場新設が追い風になった。信太弘樹ら引退する功労者たちのために、チームは1つになっていた。それでも、壁は厚かった。
佐藤監督は「勝てなかった責任はすべて私にある。選手はファンに申し訳ない」。玉川主将は「この1点の重みを糧にして、やっていきたい」と声を絞り出した。東京から目指した日本一、悲願はまた来年に持ち越しとなった。
〇…豊田合成のGK中村匠は「決勝進出は素直にうれしい」と、ギリギリでジークスターを振り切った試合を振り返った。男子日本リーグ史上初となる6連覇へ最後の相手は6年連続でブレイヴキングス。「6年間、大好きな選手たちがたくさんシュートを打ってくれている。明日もそのシュートを止めて優勝したい」と笑顔を交えながら話していた。


