SC軽井沢クがロコ・ソラーレを6-5で勝利し、連覇を達成した。

優勝が決まると、スキップ山口剛史(41)は絶叫。仲間を抱きしめて喜んだ。「今年もまた違った、すごくいい勝ち方でうれしい」と余韻に浸った。

勝敗を分けたのは3-3の第6エンド(E)。不利な先攻ながら1点スチールに成功し、流れを呼んだ。最後の第10Eを1点リードの後攻で迎え、相手の逆転を許さず、試合巧者だった。

今大会の優勝チームは30年フランス・アルプス五輪に向けた代表候補に入る。すでにSC軽井沢クは今年3~4月の世界選手権に出場しており、男子で唯一代表候補に入る条件をクリアしていた。複数チームが条件を満たせば29年9月までに代表決定戦が行われる。「代表決定戦の出場権を他のチームに渡さないっていうのも目標の一つだった。それを一つ達成できたのも良かった」とうなずいた。

理想は29年までの日本選手権で勝ち続け、世界選手権代表への出場権も譲らず、世界ランクで国内最上位にいることで、代表決定戦を行わずに五輪への挑戦権を得ることだ。

4年後を見据え、世界で勝てるカーリングを目指す。ショットの回転数アップなど、すでに技術向上に着手しているという。「2030年のオリンピックを狙う。出るだけじゃなくて、結果を残す。そのぐらいの高い気持ちと心意気で目指す」と宣言した。【保坂果那】