日本(世界ランク12位)がウェールズ(同10位)に21-28で敗れた。強豪12カ国・地域で争う大会の後半戦初戦で、敵地での勝利はならず、1勝3敗となった。
今季テストマッチ全9戦で先発したSO伊藤龍之介(明大)が、今秋の欧州遠征は不在。ノンキャップのSO北原璃久(27=栃木)が10番に入った。
前半4分に先制されたが、11分にフランカーのベン・ガンター(埼玉)がトライ。敵陣でのターンオーバーから得点につなげた。28分に失点したが、32分に主将のワーナー・ディアンズ(武蔵)がトライを挙げて食らいつく。しかし38分にトライを許し、14-21で前半を折り返した。
後半は両者得点のない時間が続いた。29分、敵陣22メートル付近でキックを回収できず、一気に反撃されてトライを奪われる。36分にSH福田健太(栃木)が得点したが及ばず、7点差で敗れた。
日本は相手ゴールに迫りながらも、得点を逃す場面があった。エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC、66)は「相手の22メートルに入って、得点につなげられなければ、そこで差が出てしまう。我々は3回チャンスがあったのにスコアまで持っていけず、ウェールズは逆に22メートルに入った時にポイントを稼いだ」と分析した。
前半終了間際には、相手ゴールまで約1メートルに迫りながら、ボールを奪われる場面もあった。主将のSH斎藤直人(東京SG)は「バックスからボールが欲しいと言われていたが、残り1メートルないくらいだったので、FWにこだわろうと思って判断した。そこらへんのすり合わせをしたい」と口にした。
初キャップの北原について、ジョーンズHCは「非常に良かったと思う。かなり重圧があったと思うが、チームにフィットして、非常に喜ばしいパフォーマンスだった」と評価した。
次戦は14日(日本時間15日)にイングランドと対戦する。
◆日本のネーションズ選手権の成績
<1>27○10イタリア(7月4日、秩父宮)
<2>20●36アイルランド(7月11日、ニューカッスル)
<3>15●42フランス(7月18日、国立)
<4>21●28ウェールズ(11月7日、カーディフ)
<5>イングランド(11月14日、トゥイッケナム)
<6>スコットランド(11月21日、エディンバラ)
<7>順位決定戦(11月27~29日、トゥイッケナム)


