<卓球:全日本選手権>◇3日目◇14日◇東京体育館

 1988年ソウル五輪代表の斎藤清(47=埼玉工大職員)が男子シングルス1回戦で勝ち、男女シングルスで大会史上最多となる通算101勝目を挙げた。試合後、全日本選手権の出場は今回が最後になる見通しと明らかにした。

 28度目の出場で、シングルスで歴代最多の8度優勝の実績を誇る斎藤はかつては日本のエースとして活躍。昨年の大会で女子の伊藤和子さんに並ぶ100勝を記録し、この日は17歳の谷本周星(高知・明徳義塾高)に3-0で快勝し、偉業を達成した。6年前からは、新記録を後押しする埼玉県卓球協会の推薦で出場しており「ほっとした。これで全日本は終わりかなと思うと悲しくなる」と感極まった。

 女子シングルスで全日本選手権を制した妻のよし子さんを7年前に亡くしている。「昨年12月に七回忌を行った後、101勝の記録達成と運命的なものを感じた。自宅に戻ったらこれで終われるよと報告したい」としみじみと話した。(共同)