<女子バスケットボール:ロンドン五輪世界最終予選:日本63-71カナダ>◇敗者復活トーナメント◇1日◇トルコ・アンカラ

 2大会ぶりの五輪出場を目指すダ日本はカナダと対戦。日本は最後までカナダの高さに苦しみ63-71と敗れて五輪出場を逃した。

 <第1Q=日本11-21カナダ>

 日本の先発メンバーは高田、間宮、藤原、吉田、大神。

 立ち上がりカナダがインサイド、外角から3Pと連続得点で11-0。日本は高さに苦しみ高田、大神のシュートが決まらない。3分経過したところで日本は最初のタイムアウト。

 日本の最初の得点は大神。インサイドに切れ込んでレイアップで決め9-2。続いて大神がミドルシュートを決める。吉田もスピードを生かしたレイアップで続き13-6。

 日本は激しい守備できっかけをつかみ、交代で入った田中が3ポイント(P)を決めて15-9に詰め寄る。

 カナダもボールを回し3Pで19-9と突き放す。残り1分、間宮がインサイドを攻めて8点差。カナダは残り5秒で3Pを追加し11-21で第2Qへ。<第2Q=日本31-37カナダ>

 立ち上がり大神がミドルでこの試合6点目。さらに間宮が続き15-21と差を詰める。ここでカナダは初めてのタイムアウト。

 カナダ第2Q初めての得点は3P。カナダは更に3ポイントを決め27-15と突き放す。

 日本は交代直後の矢野が3Pを決めて応戦する。しかしカナダは5本目の3Pが決まり点差は詰まらず20-30。

 6分過ぎ大神が倒れながら2Pを決めて8点差。続いて日本はリバウンドから速攻、間宮がシュートを決め24-30。

 更に日本は吉田がカットインから矢野にナイスアシスト。矢野はフリースロー(FT)も決める。カナダは日本のゾーンディフェンスに苦戦し得点は伸びない。

 残り1分半、日本は高田が得点し3点差に詰めるも、直後にカナダは3Pを返す。終盤、お互い得点を入れて31-37の6点差で折り返し。<第3Q=日本42-52カナダ>

 カナダが得点を決め後半がスタート。日本は高田が返し33-40。日本はゾーンディフェンスで守るもリバウンドで苦戦。FTとインサイドの2Pで3点奪われ点差が広がる。

 3分過ぎ、日本はマンツーマンディフェンに戻すも連続得点を許し35-49。

 得点が止まった日本は高田がインサイドで頑張りフリースローを2本決め久しぶりの得点を上げる。

 7分過ぎ、カナダは3Pで突き放し37-52。日本は大神がファウルをもらいフリースローを1本決め14点差。残り1分半さらに大神はフリースローを2本決める。日本は残り1秒で吉田のアシストから間宮が2Pを決め10点差で最終Qへ。<第4Q=日本63-71カナダ>

 日本は最初の攻撃で田中が3Pを決め7点差。更にカナダ攻撃を2本止め田中が2Pで5点差に詰め寄る。カナダはたまらずタイムアウト。

 続いて、カナダのターンオーバーから日本は高田が決め3点差。しかし直後にカナダも2Pを返す。

 残り7分、間宮が高さをかわして2Pを決め再び3点差。日本のディフェンスは激しさを増すがカナダは3Pを決め6点差に突き放す。

 残り5分、日本は大神を投入し勝負をかけるが、カナダはインサイドへのカットインで2Pを決め8点差。4ファールの間宮は積極的な守備が出来ず苦戦。

 タイムアウト明けの日本は間宮が2Pで6点差に詰め寄る。しかし、残り3分半、間宮は5ファールで退場。日本はインサイドの要を失う。

 残り2分半、田中がファールを受けFTを2本決め4点差。直後のカナダは速攻で2Pを入れ55-61と再び6点差に突き放す。

 残り1分半、カナダはFT1本で7点差。さらにカナダはFT1本を加え8点差。

 日本は吉田が切れ込んで2Pを返し、6点差に詰め寄ったところでカナダがタイムアウト。

 残り1分日本はファールゲームを仕掛ける。カナダのFT1本に対して日本は吉田が得点して5点差。

 残り50秒、カナダはFT1本で再び6点差。更にカナダはFT2本で8点差に差を広げる。

 残り40秒、日本は矢野がFT2本で6点差に追い上げる。

 残り30秒、カナダはFTを決め8点差。

 カナダ、日本2Pを1本ずつ決めて63-71で試合終了。