<競泳:日大-中大対抗大会>◇29日◇千葉県国際総合水泳場

 競泳男子の萩野公介(東洋大)ら7~8月の世界選手権(バルセロナ)日本代表の一部選手が、日大-中大対抗大会にオープン参加した。萩野は200メートル個人メドレーを1分58秒19、400メートル個人メドレーを4分12秒47とまずまずの記録で泳いだ。

 強化の一環として6月3度目のレースに臨み「力を出し切るような(苦しい)練習を多くしている中で、まあまあのタイムが出せたと思う」と一定の手応えを口にした。

 男子平泳ぎ勢は30歳の北島康介(日本コカ・コーラ)が100メートルで1分1秒13と平凡な記録。山口観弘(東洋大)は2分7秒01の世界記録を持つ200メートルで2分11秒85、100メートルで1分1秒21と振るわなかった。

 女子100メートル背泳ぎの寺川綾(ミズノ)は59秒42、男子背泳ぎの入江陵介(イトマン東進)は200メートルが1分55秒78、100メートルは53秒97だった。