4大会ぶり出場の大阪朝鮮高(大阪第2)が日川(山梨)を下し、30日の2回戦に進出した。2回戦はBシード報徳学園(兵庫)と注目の近畿勢対決になる。

大阪朝鮮高は前半3分、先制トライとゴールを献上。7点を追う展開となったが、同7分にモール攻撃から同点に追いつき、突き放した。リードを3点に縮められた後半18分には、高校日本代表候補のCTB李承信(スンシン)主将(3年)がゴール前で相手防御を突破してトライを決め、勝負を決定づけた。

権晶秀(ジョンス)監督(37)は「前半苦しむ展開は予想していた。ブレークダウン(密集でのボール争奪戦)で圧力をかけ、自分たちの土俵に引きずり込めという指示でした」。李主将は次戦へ「相手はBシードなので、自分たちがチャレンジしたい。FWのフィジカルでは負けないと思う」と力強く意気込んだ。