ラグビーの南アフリカ代表(世界ランク5位)ゼネラルマネジャー(GM)を務めるチャールズ・ウェッセルズ氏(57)が6日、ワールドカップ(W杯)日本大会1次リーグB組でカナダと対戦(10月8日)する神戸市御崎公園球技場(ノエスタ)を視察した。

天然芝に人工繊維を組み合わせた「ハイブリッド芝」に「とても興味を持っている。近づいて、写真をたくさん撮ったけれど、それほど(天然芝と)差はない」。スタジアム全体については「とても素晴らしい。ちょっと小さめのスタジアムですが、これが満員になったら面白い。すてきなところになるだろう」と本番を待ちわびた。

本大会でB組の南アフリカは、9月21日にニュージーランド(同1位)といきなりの大一番を迎える。上位2チームの決勝トーナメント進出を決めれば、日本代表(同11位)が属するA組との準々決勝(A組1位-B組2位、A組2位-B組1位)を控える。

ウェッセルズGMは「前回はブライトンで我々は(日本相手に)試合を失った」と15年W杯イングランド大会での苦い思い出を振り返りつつ「日本には地元のサポーターがついているし、さらに強くなっている。なかなか手ごわい。もちろん(準々決勝で)会いたいです」と再戦を願った。