ラグビー元日本代表でアサヒスーパードライ・ラグビーアンバサダーの五郎丸歩氏(37)が、日本代表を激励した。

8日夜、東京・秩父宮ラグビー場で行われた「ラグビーW杯2023 パブリックビューイング 日本代表対アルゼンチン代表」にゲスト参加。PV後、アルゼンチン代表に12点差で敗れ、1次リーグ敗退が決まった日本代表へ「フランスへ渡るまで不安しかなかったが、ここまでパフォーマンスを持ってきたのは、しっかり世界一を見ていたからだと思う。紙一重の結果となったが、歩んできた4年間は素晴らしいものだった」と話した。

日本代表が4年後、目標に掲げる「世界一」になるためには、強化プランの根幹の変更を提唱した。「選手たちはこれ以上頑張れない。それぐらい頑張っていたので、仕組み作りを変える必要がある」と説明。世界との差を埋めるためにも、対戦相手に応じて、代表33人のメンバーを大幅に変更しても出場した選手全員が安定したパフォーマンスを発揮できるための強化が重要と説いた。

最後は、今大会を終えた桜の戦士たちへねぎらいの言葉を送った。「ヘッドコーチも代わり、また次の4年後に向けて出発するが、この経験だけは忘れないでほしい」と呼びかけた。

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