<射撃:第35回総合関関戦>◇前哨戦◇6月3日◇関西大学射撃場

 関関戦において堂々の連勝を重ねてきた関大射撃部が1743-1719で関学大を圧倒し、勝利を手にした。

 10メートルS60団体に出場した藤平、柿沼、畑。中でも3人が落ち着いたプレーで的を狙い、高得点を重ねていった。個人では藤平、柿沼が582点をマークし、勝利につなげた。総合計で1743点を記録。圧倒的な強さを見せつけ、見事白星を挙げた。

 来年の関関戦に向け、「後輩にはこの伝統を受け継いで頑張ってほしい」(藤平)。前哨戦で、関大の強さを見せつけた彼ら。これからもその活躍に注目だ。

 ▼女川監督「女子は60発競技に慣れていないが、春関に比べて上達していたと思う。しかし西日本学生で戦うには、しんどいかもしれない。練習では気合を込めて取り組んでほしい。目標を掲げ、猪突猛進してほしい」

 ▼藤平主将「皆いつも通りできてたと思う。勝てて嬉しい。(個人的には)自分のペースで撃てた。試合への入り方も良かった。西日本学生に生かしたい。練習では試合をイメージし臨みたい」