<首都大学野球:東海大5-0日体大>◇最終週初日◇16日◇相模原球場

 巨人原辰徳監督(52)のおい、東海大の菅野智之投手(3年=東海大相模)が今季2度目の完封劇を見せ、日体大に先勝した。最速157キロの誇る直球はこの日147キロ。本来の力がない分、縦のカーブやフォークを効果的に織り交ぜた。無四球3安打7奪三振、全105球の省エネ投球で、昨秋から16連勝。「調子が悪いなりに組み立てられて、春より成長した」と、今季は驚異の防御率0・18をマーク。チームはすでに8季連続61度目のリーグ優勝を決めている。17日の2回戦で、春に続き全カードで勝ち点を取る完全優勝を狙う。