日刊スポーツ記者が全国の有望選手にスポットを当てる「ピカイチ打者編」。

 高崎健康福祉大高崎(群馬)の主将・柘植世那捕手(3年)がリベンジに燃える。二塁送球は1秒84を誇る。プロでも2秒で合格といわれるだけに、その強肩が光る。打撃でも主軸を任され、攻守に要の存在だ。今春センバツは8強。昨夏から2季連続で甲子園を経験したことで、全国の頂点を強く意識した。「甲子園で負けた大阪桐蔭、そして敦賀気比に勝ちたい」と話した。