小瀬(茨城)が横倉広昴捕手(2年)の攻守にわたる活躍で、8年ぶりの夏初戦突破を決めた。

 1点を追う6回、5番小池由輝内野手(3年)の右前適時打で同点に追いついた。なおも続く2死二、三塁のチャンスで、8番横倉が内角の直球を振り抜き、左越えの2点適時二塁打。「少しボールをこすったけれど、相手のレフトが前に居たので、越えてくれてよかった」。1日500本の素振りに、140キロのマシンを打ち込んだ成果が出た。

 捕手としても3人の投手を笑顔でリード。「常に笑うことで投手を落ち着かせています」と本人も笑顔で語った。