日本は先発の上野翔太郎投手(3年=中京大中京)が7回3安打無失点、10三振を奪って韓国打線を完封した。

 3回に連打で無死一、二塁のピンチを迎えたが送りバント失敗の捕ゴロ、連続三振で無失点で切り抜けた。その後は1安打を許したのみで、危なげなく7回を完封した。

 1次リーグ初戦のブラジル戦でも先発を任され6回無失点の好投。抜群の安定感でチームを決勝へ導いた。

 上野は「調子自体は悪くなかった。前回ブラジル戦では初回にしっかり投げられなかったので今日は初回からしっかり投げられて良かった」と話した。

 決勝の米国戦へ向け「日本の野球をすれば必ず勝てると思います。一丸となって世界一になります」と頼もしかった。