大阪桐蔭(大阪2位)が明石商(兵庫1位)に競り勝ち、09年以来の決勝に進出した。

 初回に越智泰弘外野手(2年)栗林佑麿捕手(同)の適時打などで、一気に5点を先制。4、6、7回と満塁機を迎えながら、追加点を奪えず。先発の岩本悠生(同)が5回を無失点でしのぎ、5-3の7回からはエース高山優希(同)を投入して逃げきった。

 西谷浩一監督(46)は「満塁であれほど粘り強い投球をされては。相手をほめていてはいけないのですが、吉高君は素晴らしい投手でした」と明石商のエースをたたえていた。