常葉学園菊川で全国高校野球静岡大会を制し、3年ぶり5度目の夏の甲子園出場を決めた森下知幸監督(55)が、31日をもっての退任表明から一転、甲子園も指揮する見通しとなった。

 28日朝、同監督が退任を選手の前で表明。当初は甲子園には同行せず、高橋利和副部長が新監督になる見通しとなっていたものの、静岡県高野連が「受理しない」との方針を示した。常葉学園菊川は同日夕方から県高野連関係者とともに記者会見する予定。

 理由は8月から御殿場西の監督に就任するためだったが、同校は甲子園での指揮後の監督就任を希望しているという。