札幌第一は力負けで、北海道勢11年ぶりの決勝進出はならなかった。

 3回1死一、三塁からスクイズや2連続二塁打などで4失点。初戦で15安打した打線は、8回無死満塁で無得点と勢いに乗れなかった。

 先発した背番号10の前田剛志投手(2年)は「相手チームの打力を考えて変化球を多めに投げたけど、変化球も真っすぐもキレず、使い物にならなかった」と唇をかんだ。