2年連続で夏の甲子園に出場した鶴岡東(山形)の3番丸山大外野手(3年)が東都大学野球リーグの亜大に、4番佐藤要内野手(3年)が北東北大学野球リーグの富士大(岩手)に合格していたことが、分かった。

 左打ちの丸山は180センチ、90キロの体格から広角に打ち分け、高校通算38本塁打を誇る。「1学年上の安食先輩(幹太、1年)がいるし、レベルの高い場所でやりたかった」と志望理由を明かした。

 丸山と同じ180センチ、90キロと大柄な佐藤は主将を任され、4番としても通算17本塁打。「リーグ6連覇中の富士大でレベルアップしたかった」。全国大会での対戦に期待が集まるが、2人とも「まずはレギュラーをとるのが先決」。引退後も毎日練習している2人は3年間を振り返り「佐藤監督の下で野球がやれて良かった」。鶴岡東で学んだ経験を糧に、大学でも躍動する。