決勝戦は史上初の「大阪対決」だ。春夏通じて初優勝を狙う履正社(大阪)と、12年以来2度目の頂点を目指す大阪桐蔭が決勝に勝ち進んだ。

 ◆大阪勢同士の対戦 甲子園では過去1度あり、61年春の2回戦で「怪童」尾崎行雄の浪商が延長10回、1-0で明星にサヨナラ勝ちしている。

 ◆最近の対戦成績 大阪府大会での両校の対戦は過去10年で20度あり、大阪桐蔭の14勝6敗。直近は履正社が2連勝中。

 ◆大阪勢10度目Vが確定 決勝はどちらが勝っても大阪勢として大会10度目の優勝となる。センバツの都道府県別優勝回数でトップの愛知に並んだ。

 ◆同じ都道府県同士の決勝 72年に東京勢の日大桜丘、日大三が兄弟校同士で対戦して以来、45年ぶり5度目。夏は1度もない。