日本高野連は19日、大阪市内で全国高校野球選手権大会の運営委員会を開き、2018年夏に迎える第100回記念大会を史上最多の56校で行うことを決めた。26日の理事会で承認される。

 例年2校が代表となる北海道と東京に加え、地方大会の参加校数が多く、準々決勝の前に5回戦を行っている埼玉、千葉、神奈川、愛知、大阪、兵庫、福岡の7府県も2校が出場する。福岡から複数校が出場するのは初めて。会期は8月5日から17日間(準々決勝翌日の休養日を含む)で、組み合わせ抽選会は同2日に大阪市のフェスティバルホールで行う。

 夏の甲子園大会での過去最多の出場校数は第80回、90回記念大会の55校。竹中雅彦事務局長は「第100回は記念大会中の記念大会。より多くの球児に甲子園の土を踏んでほしい」と説明した。

 また、警備上の理由から今夏の第99回大会から抽選方法を変更することも決めた。第95回大会から導入した回戦ごとの抽選を取りやめ、最初の抽選で3回戦までの組み合わせを決定する。