連覇を狙う二松学舎大付が、６－３で成立学園を下し１６強入りを果たした。

　０－２で迎えた２回裏、６番野村昇大郎外野手（２年）、７番山田将義捕手（１年）の２者連続本塁打で逆転。３回には野村の適時打、５回にも野村、山田の適時打で２点を追加し、逃げ切った。

　市原勝人監督（５３）は「なにかぱっとしないけど、夏はこんなもの。劣勢でもばたばたせずに、取り返せるのは先輩の財産」と話した。

　野村は３安打４打点の活躍。三塁打が出ればサイクル安打だった。「（サイクル安打は）ちょっと意識しました。つなごうとした結果、いい結果が出ました。素直にうれしいです」と笑顔を見せた

　市原監督は次戦に向け「勢いに乗りだしたらどんどん乗る。一皮むけるまでの辛抱。期待します」と答えた。昨夏も主軸を任された平間陸斗主将（３年）も２安打を放った。