龍谷大平安(京都)が、15年ぶりの16強入りを果たした。

 打線がつながり、3回までに6点を奪って試合の流れをつかんだ。10-1の9回には、2死二、三塁、小寺智也投手(3年)が右越え適時打を放ち、2点を追加。さらに2死満塁、安井大貴外野手(3年)の中前打でもダメ押しの2点を挙げた。

 1回戦の鳥取城北(鳥取)戦で、春夏通算100勝を成し遂げており、原田英彦監督(58)はこの日、選手に「大変なことをやってくれた。今日はラクにいけや」と声をかけていた。大勝で2回戦を突破し、101勝目を飾った。「1回戦は硬さがあったが、今日は重いものがなくなった。よく打ってくれた」と選手をたたえた。

 次戦は17日、日大三(西東京)と対戦する。指揮官は「(チームで)まとまって、勝負したい」と話した。