第91回選抜高校野球大会(23日開幕・甲子園)に出場する32校主将による「キャプテントーク」が14日、大阪市内で行われた。

恒例の優勝予想では星稜(石川)が最多得票だった(32人中19人が投票=自薦含む)。具体的校名で複数表が集まったのは、星稜と智弁和歌山(和歌山=2票)のみだった。

過去10大会のキャプテントークでの優勝予想を振り返る。

◆09年・81回大会=32人中10人が慶応(神奈川)と予想したが、慶応は初戦敗退。清峰(長崎)が優勝。

◆10年・82回大会=興南(沖縄)と東海大相模(神奈川)が32人中各6票ずつを集めた。東海大相模は初戦敗退も、興南は見事に優勝。

◆11年・83回大会=32人中13人が日大三(東京)に投票。日大三は準決勝で敗れ、前年初戦敗退の東海大相模(神奈川)が優勝。

◆12年・84回大会=32人中14人が光星学院(現・八戸学院光星=青森)に投票。決勝進出も、大阪桐蔭(大阪)に敗れ、東北勢初優勝を逃した。

◆13年・85回大会=36人中21人が仙台育英(宮城)を選んだ。直近10年では最多得票だったが準々決勝で敗れ、浦和学院(埼玉)が優勝。

◆14年・86回大会=32人中11人が沖縄尚学(沖縄)に投票したが準々決勝敗退。龍谷大平安(京都)が優勝。

◆15年・87回大会=32人中14人が仙台育英(宮城)に投票し、その仙台育英を2回戦で破った敦賀気比(福井)が優勝。

◆16年・88回大会=32人中10人が大阪桐蔭(大阪)と予想したが2回戦敗退。智弁学園(奈良)が優勝。

◆17年・89回大会=32人中13人が投票した履正社(大阪)が決勝進出するも、大阪桐蔭(大阪)との大阪対決に敗れた。

◆18年・90回大会=36人中16人が投票した大阪桐蔭(大阪)が優勝。大阪桐蔭はそのまま春夏連覇を果たした。

この10年で、キャプテントークでの優勝校予想的中は2校にとどまっている。「平成最後のセンバツ」は2年連続的中か、それとも!?