部内暴力による6カ月の対外試合禁止処分を受けていたPL学園が、監督不在の異例の態勢で31日開幕の秋季近畿大会大阪府予選に臨むことになった。初戦は大教大池田戦で、規定上は池田秀男野球部長(62)のベンチ入りで大会参加は可能。主将の中川圭太内野手(2年)が“監督代行”で指示を出す。河野有道前監督(64)の退任後、人選を進めていたが「大会までに決まらなかった。部をしっかり再建するため、選手55人が自覚を持ち、大会を乗りきる気持ちです」と池田部長は説明。対外試合再開初戦となったこの日は、入善(富山)に25-0で圧勝した。