<国体高校野球:大阪桐蔭4-1常葉学園菊川>◇2日◇2回戦◇八王子市民

 大阪桐蔭が2年連続で4強入りした。2回に1点を先制されたが、5回に笠松悠哉内野手(3年)が左翼スタンドへ高校通算18号となる豪快な同点弾。8回に近田拓矢内野手(3年)が勝ち越し打を放った。

 昨年の甲子園春夏連覇メンバーの笠松は1回戦の常総学院(茨城)戦は6番三塁で先発したが、2併殺打を含む4打数無安打。この日は7番に下がった。「最後の夏が終わったのに、なんでこんなに苦しい思いをしないといけないんだろうと思っていました」と切実な思いを明かしていた。