<高校野球長崎大会:海星7-4創成館>◇30日◇決勝◇長崎県営

 創成館の春夏連続出場、夏初出場の夢はかなわなかった。3点を追う9回1死、一、二塁とチャンスをつくったが、野口遥駆内野手(3年)の快音を残したライナーは相手遊撃手のグラブに収まり、二塁走者の三好将司(3年)が飛び出し二塁転送され併殺で終わった。

 稙田龍生監督(50)は「5点以上は取らないといけなかった。後手、後手にまわってしまった」と悔やんだ。ベンチ前で泣き崩れるナインには「よくやった。最後に負けてこんな悔しいことはない。これからの野球人生に生かしてほしい。センバツや春の九州大会準優勝など、いろんな思い出をつくってくれてありがとう」とねぎらった。