<全国高校野球選手権:三重9-3沖縄尚学>◇22日◇準々決勝

 沖縄尚学主将の赤嶺謙外野手(3年)が脱バスター打法で二塁打を含む2安打と気を吐いた。

 ここまで2戦で7打数無安打だったため、この日は1年間続けたバスターの構えをやめた。

 「迷わず変えました。出せるものはすべて出した。最後に2人で夏の甲子園という夢がかなえられました」。

 9回に代走で双子の弟、拓外野手(3年)が出場。最後の打者となった謙主将が一塁ゴロを打つまで、わずか3球だったが、同じグラウンドに立てたことを喜んでいた。