<高校野球春季北海道大会:駒大苫小牧20-0室蘭工>◇14日◇室蘭地区2回戦◇苫小牧緑ケ丘

 室蘭地区では昨秋の全道大会準優勝校、駒大苫小牧が(5回コールド)で室蘭工に勝利。公式戦初出場で3番を任された伊東良馬一塁手(3年)が3打数3安打2打点でチームを引っ張った。

 駒大苫小牧の伊東良が、元気いっぱいに暴れ回った。「良馬」は、坂本龍馬と馬のように輝かしく走っている姿をイメージし、父浩二さん(53)が名付けてくれた。高校初の公式戦で3打数3安打2打点。「監督から変化球を左方向に運ぶよう言われました。チームバッティングを心掛けました」と謙虚に振り返った。

 初回から、チームを勢いづけた。第1打席、全力疾走で遊撃内野安打で出塁した。ここからチームは5連打。四球と犠打を挟み3連打で一挙9点を奪った。同じ初回の第2打席で左前適時打、2回の第2打席は遊撃後方へ適時打を放った。

 小学6年時に世界大会に出場している。高校では2年間ベンチ入りできなかったが、転機はBチームで迎えた3月の本州遠征。「自主トレでは必ず佐々木監督の近くでアピールした」。遠征3日目でAチームに合流し、結果を出した。

 先発全員の18安打。佐々木孝介監督(26)は「(伊東良は)勝負強い。打つとチームが乗っていける」と、ムードメーカー役も担う。4年ぶりの春地区代表に向け、勢いづいた。