「東の上林、西の森」と、左打者2人が中心になる。仙台育英・上林誠知外野手(3年)は宮城大会準決勝、決勝で連続本塁打を放ち、高校通算23本塁打とした。2年連続優勝を目指す大阪桐蔭・森友哉(3年)はドラフト1位候補に挙がる強肩強打の捕手。今夏の大阪大会では全7試合すべてで打点を挙げ、勝負強さは増すばかりだ。

 右打者では、聖光学院・園部聡内野手(3年)が、福島大会で3本塁打を放ち、高校通算58本塁打を誇る。茨城大会決勝でサヨナラ2ランを放った常総学院・内田靖人(3年)は高校通算33本塁打で、ともにパンチ力が魅力の強打者だ。

 1試合平均12・5点と強打を誇る日大三は3番森龍馬外野手(3年)が中心で、横浜の2年生4番高浜祐仁は桐光学園・松井からバックスクリーン弾を放った。常葉学園菊川・登地は走攻守そろう1番打者。宮崎大会決勝で3ランを放った延岡学園の4番岩重、熊本工の1年生5番、高木は長打が期待できる。