日刊スポーツ記者がお勧めする全国の有望選手にスポットを当てる「ピカイチ投手編」。

 東海大相模(神奈川)の投手陣は4人の本格派を擁するなど層は厚く、中でもスカウトの注目を集めるのが佐藤雄偉知投手(3年)だ。190センチの体いっぱいに使うダイナミックな投球フォーム。夏に向けて「ここぞの時の制球力が課題です」と気を引き締めるが、角度のある最速148キロの直球と鋭いフォークは脅威だ。もう1段上のレベルを目指し、チームを11年春以来の甲子園へ導く。