<センバツ高校野球:帝京3-2三重>◇30日◇2回戦

 三重(三重)がサヨナラ負けで8強を逃した。強豪帝京(東京)相手に9回裏2死三塁まで2-1。左腕エース増田大樹(3年)の力投で、勝利まであと1死までこぎつけたが、同点打を許し、延長10回裏に安打と死球で無死満塁とされ、最後は三塁強襲安打で力尽きた。「終盤は真っすぐを狙い打ちされた。もう少し早く気づいていれば」と増田。沖田展男監督(31)は「打てないウチが勝てるとすれば2-1だった。絶好の展開だけに勝ちたかった」とこぼした。奇しくも前回春8強入りした92年大会も準々決勝で帝京に同スコアの2-3で敗れていた。