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盛岡大付がセンバツ初戦のヒントつかんだ

 21日に開幕するセンバツ(甲子園)に出場する盛岡大付(岩手)は15日、奈良市内で奈良大付と練習試合を行い、0-5と敗れた。

 失敗は成功のもと-。球春を迎え、練習試合4戦目(1戦降雨中止)にして初の敗戦にも盛岡大付・関口清治監督(32)は「何もできないことが分かった。大きな収穫です」と笑顔で話した。エース白石猛紘(3年)が練習試合解禁後、初先発し最長の8回を投げた。自己最速タイの137キロを記録するも、8回9安打4失点と乱調。攻撃陣も、わずか2安打だった。

 相手の奈良大付は、昨秋の県大会準決勝で、今春センバツに出場する天理に4-5と接戦を演じた。実力校に完敗し、14日17安打12得点で快勝したナインの鼻はへし折られた。だが「これでいい。勝つと、どうしても反省が甘くなる」と関口監督。14日は4回無安打8三振だった白石も、この日は自身の投球を「50点くらい」と猛省した。

 だが、この一戦が初戦の中京大中京(愛知)戦へのヒントとなる。公式戦3割3分1厘(盛岡大付は2割9分4厘)と強打を誇る相手に関口監督は「積極的に振ってくる」と分析している。この日、ボール球を有効利用できなかった白石に「今日の試合がヒントになったはず」(同監督)と、うなずいた。桜井将貴主将(3年)が帰路のバスに乗り込む前に言った。「この敗戦を、いかに深く考えるか。帰ってミーティングです」。この失敗が、甲子園初勝利への“薬”となる。【三須一紀】

 [2010年3月16日11時3分 紙面から]


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