レンジャーズは13日、右肩付近の違和感のためダルビッシュ有投手を15日間の故障者リスト(DL)に入れたと発表した。

 本拠地アーリントンで受けた右肩と首の磁気共鳴画像装置(MRI)による精密検査で異常は見つからなかったが、回復に時間がかかると判断した。しばらくはノースローでの調整となる。

 ダニエルズ・ゼネラルマネジャー(GM)は、電話会見で「肘の手術明けで肘以外に違和感が出るのは珍しいことではない。構造上の問題はない。大事を取った」と説明した。

 同投手は8日のアストロズ戦途中に右肩付近の張りを訴え、5回、76球で交代。10日に投球練習を行ったが、11日のキャッチボールで張りを覚えたため13日の先発を回避した。昨年3月に右肘の靱帯(じんたい)修復手術を受け、今年5月下旬にメジャーに復帰して3試合で2勝0敗、防御率2・87。