来日中の元キューバ代表エースでロッキーズからFAとなったホセ・コントレラス投手(37)が27日、イザベル夫人ら家族と大相撲の九州場所を観戦した。25日に来日し、前日26日は息子ケビン(16)が入学を希望する高校野球の強豪、柳川高を訪問。その後は日本球界入りも視野に入れているため、ソフトバンクの小川スカウト部長の前で投球練習も披露した。

 同行しているロッキーズの仲谷トレーナーの恩師となる元福岡大野球部監督の福田精一氏との縁で、福岡・柳川市出身の琴奨菊を応援した。琴奨菊は負けてしまったが、通路で激励した。「スポーツは勝負の世界。次、勝てればと思います。(相撲は)印象的で楽しめた」と満喫していた。コントレラスは日本の複数球団と接触しているが、現在は反応を待っている状況。今後は大阪や東京などを回り、来月7日に帰国する予定だ。