14日付のニューヨーク・ポスト電子版は、FAとなっていた松井秀喜外野手(35)がヤンキースを離れることになったいきさつを伝えた。松井は最近になり、代理人テレム氏を通じて球団に「同じFAのジョニー・デーモンをどうするのか(残留させるのかどうか)分かるまで待ちたくはない」と伝えたという。だが球団側からの返答は「DHは先発、救援含めた投手陣や左翼手より優先順位は高くない」と冷たいものだった。同紙は「35歳になる松井は、所属先が決まらないまま残ってしまうことを恐れ、エンゼルスを選んだ」としている。