マリナーズ・イチロー外野手(36)が米アリゾナ州ピオリアで始動するなど、12球団の野手組がキャンプインした。

 イチローは、10年連続200本安打がかかるシーズンのスタートを切った。23日(日本時間24日未明)、午前9時40分。グラウンドでは移籍してきた今季1、2番コンビを組むことが予想されるフィギンズと談笑し、リラックスモードで始動した。

 メジャー10年目のキャンプを控えた前日には身体検査を受けた。その結果は、森本貴義トレーナーが「01年の数値と比べても衰えは見られない」と話す完ぺきな仕上がりで、体脂肪率はチーム最少の6%台。心肺機能などの数値も落ちることなく、「オフに増やしたランニングがこの結果につながっている」と話した。

 検査後はキャッチボール、遠投をこなした。室内練習場では一振り一振りに声を発する力のこもった71スイングで約30分間打ち込んだ。会見は行わなかったが、施設を出る際には車から降り、強風の中待ち続けていた約40人にサイン。心身ともに余裕を持った状態で10年目がいよいよ始まる。(ピオリア=木崎英夫通信員)