オリックスのドラフト１位山崎福也投手（２２＝明大）は３回４安打５失点の“黒星デビュー”となった。韓国・斗山との練習試合で実戦初登板。登場した４回に右の８番打者に左中間へ２ランを浴び、６回は左の７番打者に左中間へ逆転３ランを被弾した。

　「やっぱり甘くない。少し緊張したが、プロのレベルは高いと実感した。（自己採点は）２０点から３０点くらい」

　２本ともセットポジションからやや球威が落ちた直球を打たれ、課題が明確となった。それでもフォークで２三振を奪い「通用するところもあった」。森脇監督は「別に悪くない。抑えるためには捕手のアイデアも必要。勉強して次に生かしたらいい」とかばった。