日本ハム栗山英樹監督(53)の悪い予感が的中した。試合前に、先発する大谷翔平投手(20)の仕上がりに対して楽観視していない独自の観点からの評価を連発していた。

 「こっちはいろいろな心配をしている。心配だらけさ。課題はいっぱいあるし、心配だらけ」。

 その通り、大谷が初回に四球による自滅から一挙4失点と乱れた。既に開幕投手を託しているだけに、指揮官は三塁側ベンチで厳しい表情で腕組みしていた。