近大が6点差をはね返し、逆転勝ちで先勝した。

 先発の畠世周(3年=近大福山)が序盤から関学大打線につかまり、2回途中で6失点降板。

 だが近大は6点を追った3回、高岡佑一外野手(1年=智弁学園)の内野安打から突破口を作り、高岡の2点適時三塁打で逆転に成功。

 4回にも谷村真(4年=北大津)の適時打で2点を加えた。2回途中で畠を救援し、最後まで投げきった倉田翔梧(3年=近大高専)がリーグ戦初勝利を挙げた。

 田中秀昌監督(57)は「勝つと負けるのとでは大違いのゲーム。畠が1番ほっとしたのではないですか」と苦笑いを浮かべた。