184センチ100キロの大型スラッガー、日体大の若林俊充内野手(4年=日体荏原)が10日、東経大戦で推定130メートルの場外弾を放った。

 5番DHで先発出場。4-6と2点ビハインドの7回裏、2死一塁から内角直球を思い切り振り抜いた。この日3安打目の打球は、95メートルの右翼スタンドを軽々と超えて場外へ。昨秋からベンチ入りし、今春からレギュラーに定着。公式戦初の本塁打が値千金の同点2ランとなった。

 スクワットのMAXは250キロで、回転ずし35皿を完食する大食漢。昨冬に107キロあった体重を食事制限で7キロ減らし、内角にも体が回るようになった。若林は「どんぶりに山盛り2杯だったご飯を茶わん1杯に変えた頃は練習中におなかがすいて頭がクラクラしましたが、頑張って良かったです」と感慨深げに振り返った。