ヤクルトは26日、都内の球団事務所で、新外国人選手のミッチ・デニング外野手(26=ルートインBCリーグ・新潟)の入団会見を行った。

 契約期間は、今季終了まで。年俸は、360万円プラス出来高で、背番号は「71」に決まった。同外野手は、187センチ、91キロ、右投げ左打ちの中距離砲。09、13年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でオーストラリア代表に選ばれた経歴を持つ。

 意気込みを聞かれ、「ワクワクした気持ち。長年、NPBで是非、プレーしたいと思っていた。興奮しています。チームの優勝に貢献したい」と目を輝かせた。同席した小川淳司シニアディレクター(57)は「バレンティンとミレッジが、故障という状況で、日本にいる外国人を探していた。(デニングは)中距離打者で、広角に打てるアベレージヒッターの印象です」と話した。