阪神藤浪晋太郎投手(21)の連続無失点記録が32回で途切れた。

 6回までは0を積み重ねて、井川が02年に記録した31イニング連続無失点を突破。完封がおぼろげに見え始めた7回は、先頭今江に右翼へライナー性の打球を打たれた。これを右翼伊藤隼が後ろにそらしてしまい(記録は三塁打)無死三塁のピンチを招いた。続く5番クルーズからは空振り三振を奪い1アウト。しかし、6番根元のゴロを二塁上本が失策し、ロッテに1点が入った。藤浪はここから3安打を浴び、走者を残して降板。

 リリーフ陣も失点を重ねたため、7回途中6安打6失点、11奪三振の結果になった。4勝目を挙げることができず「1度作られた流れを止められなかった。それに尽きる。完投していれば勝っていた試合でした」と肩を落とした。